不思議な時間〜Wの不倫なんですが〜

10年後に復活した彼とのお話です。すぐに復活したい人にはお薦めできませんが…こんな事もあります。

暖さんとの出会い9

閉店時間になったから

暖さんを車で送って行く事になった私。


駐車場に桜🌸がライトアップされてて

もう散り際ギリギリで

すごく…綺麗だった。


暖さんも「綺麗だね」って見てる。

私はまだ暖さんと離れたくなくて…


「もっと綺麗な所があるから

今から見に行きませんか?夜桜🌸を」

ってつい言ってしまった。


暖さんは

「見てみたいな」って言ってくれた。


そのまま暖さんを

夜桜🌸絶景スポットにお連れした。


私は…

本当に親しくなるのに

時間がかかる性格で…

初めての人と2人で、

しかも車内空間なんて

絶対に気まずいのに


不思議に暖さんとは

気まずい空気が漂わない。


夜も更けてて(11時半位かなぁ?)

まさに、思った以上に絶景だった。

霧?みたいなもやに包まれた桜🌸は

息を飲む程、綺麗で…


霧がよく発生する地方なんですよ😓


そこは広い広い公園になってて

ベンチに座ろうってなって…


2人でずーーっと桜🌸を眺めてた。

綺麗だね、

ホントに綺麗だねって。


30分位して、暖さんが

「もう遅いからそろそろ帰ろうか」

って言った。


「…そうですね、、」って私。


車まで歩いてる時に

暖さんが急に

「今日、誘ってくれて…

本当に嬉しかったよ」と。


私は胸がいっぱいで

何にも言えなかった。


「僕が今日来たのは

○○さん(←私の名前)だからだよ。

じゃなかったら来ない」

って。


そんな事を言われて

ボーッとしない女がいるだろうか?笑


暖さんに手を差し出されたから

繋いだ。


すごくキスしたくなって…

私から、した。


暖さんは笑って、、、

もっと優しいキスを返してくれた。

何度も何度も。